ラクオリア損切り日経ダブル買い272

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取引


日経ダブル買い

どうなる

参照引用

人間の叡智  佐藤優

最低ふたつの古典を持て
                                         
それにはどうしたらよいでしょうか。

古典を読むことです。
社会の中で相互的な連帯の回復を求めて、
他人の気持ちになって考え、

〈なんじ〉として向き合って他人の内在的論理を捉えるために、

軸足になる古典をいくつか持つ必要があります。

いまあげたバルトの「ロマ書」
ブーバーの『我と汝』も古典と言っていいと思います。

資本論]でも「聖書」でも
カントの『純粋理性批判』でもいいし、
太平記」でも『源氏物語』でも
法華経』でもいい。

時代を継いで読まれて、
常に一定の読者がある知的な遺産には、
それなりの筋道、理屈が備わっています。

一度それを身につけると、その古典の論理を使って、全く別の現象も説明できるようになります。

そういう古典に、最低二つは親しむことです。

一つでは駄目で、複数ないと、複元思考ができず、
ものごとが立体的に見えない。

読み込んだ古典を2,3冊持っている人と
一冊も持っていない人では生き方が違ってきます。

そして前に述べたように、
優れた古典は複数の読み方で整合的に読めるのです。

ご訪問ありがとうございました。