4921ファンケル 8698マネックス 485

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取引

明日は

弁当代


7908 きもと
8105 堀田
(評価損-48.823)
塩付け



参照引用

儲けの鉄則  ウオーレン・バフェット


どんなに安くても。将来性が見通せない会社は買うな


 実際にバフェット自身が、この点では大きな失敗をしています。
それは、1965年に繊維メーカー「バークシャー・「サウェイ社」の株を、経営権を取得するところまで大量買いしたことです。

 その頃アメリカの繊維業界は、すでに当時の新興国の企業による安値攻勢によって斜陽化してきており、
 バフェット自身も「このビジネスが有望でないことはわかっていた」と言っています。
 しかし、将来の展望が持てなくても、ある程度の利益を出していけるだろうし、何より資産などに比べて株価が極端に安い水準になっていたた  めに買ってしまったといいます。

 そして、非常に優秀な経営スタッフを揃え、自らも経営者としてバークシャー社をうまく運営しようと努力しました。
 しかし、最高の頭脳が最大の努力をしても、結局、繊維業界の斜陽化には勝てず赤字を垂れ流し続けた末、1985年にバフェットは繊維ビジネスから一切手を引きました。

 その後、バークシャー社は、繊維会社としてではなく、バフェットの役資活動の拠点として、世界中にその名をとどろかせることになったわけですが、繊維メーカーとしてのバークシャー社への投資では、バフェットは大いに苦い思いをしたのです。

 バフェットは、他にも「株価があまりに安いのでつい衝動的に買って失敗した」という経験をしており、
 自ら「バーゲン買いの愚行」と自嘲しています。

 具体的には、

・技術力が低く激しい価格競争で苦しんでいる農機具メーカー

・立地が悪く何の特徴もない二流の百貨店

 などへの投資で失敗したそうです。

 どんなに安くても、経営資源がダメな会社、特にビジネス面で強みをなくして魅力のなくなった会社は買うべきでない。

そういう会社はどんなに優秀な経営者が再生を試みても復活できる可能性は低いので再生にも期待すべきでない。

このような教訓をバフェットは「非常に苦労して、ようやく学んだ」と告白しています。


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