傷つけることばを 857
傷つけることばを
無意識に言ってしまう・・・
参照引用 三浦綾子366のことば 森下辰衛 生きているということは、人を傷つけているということだ、 | ||||||||
何人といえど、未だかって、人を傷つけることがないと言える人はない。 | ||||||||
舌で人を刺すか、目でつき刺すように人を見るか、 | ||||||||
ともかくも、心の中で始終人を裁いている存在なのだ。 | ||||||||
その心の、冷え冷えとつめたく、何と冷酷なことであろう。 | ||||||||
(旧約聖書入門) | ||||||||
単純な人間は、一つの結果から、すぐに「嘘つきめ」とか、 | ||||||||
「真実のない奴」とか、決めつけてしまうのだが、 | ||||||||
想像力に富んだ愛の人は、様々な場合を想定し、 簡単には怒らぬということなのだろう。 | ||||||||
(私の赤い手帖から) | ||||||||
ゆるさないということは、審いているということだ。 審いているということは、 | ||||||||
「神にはまかせておけない」という神への不信の現れでもある。 | ||||||||
審きたもう神を押しのけて、自分がその座に立っていることだ。 | ||||||||
審いているということは、つまりは、 | ||||||||
人をゆるさない者は、神を信じているとは決していえないのだ。 『天の梯子』 | ||||||||
若い者は潔癖な怒りを知らなければ、いけない | ||||||||
(続氷点)
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