体を元気づけるよい働きのホルモンが1075
雑感 常に 体と相談しながら 心を明るくすれば 体も対応 参照引用 脳内革命 春山茂雄 |
マイナス発想はなぜ病気になるのか |
最近、プラス発想とか肯定的思考ということが |
盛んにいわれるようになりました。 |
「物事はよいほうへ考えるとストレスがたまらない」 |
「何でも前向きに取り組んだほうが結果はよい」 |
というほどの意味に世間一般では理解されているようです。 |
同じことが医学の世界でもいわれはじめました。 |
心と体 |
はいつも対話をしている。 |
そして「心で考えること」は、 |
抽象的な観念などではなく、 |
きちんと物質化されて |
「体に作用する」ことがわかってきたのです。 |
人から何かいわれて「いやだな‘と思うと、 |
老化を早めたり発ガンを促進する物質が体内に発生する。 |
反対に「ありがたいな」と思うと、 若さを保ち体を健康にする物質がつくられる。 |
医学的にも 私たちの体にはこういうメカニズムがはたらいているのです。 |
したがって、 なんでもプラス発想するクセをもっている人は病気に強い。 めったなことでは病気になりません。 |
ところがマイナス発想ばかりしていると、 情けないくらい簡単に病気になってしまう。 |
同じような境遇、ライフスタイルでありながら、 ピンピン健康な人と病弱な人が出てくるのは、 |
すべてがそうだとはいいませんが、 |
この「心のもち方」の差が ひじょうに大きな意味をもっているのです。 |
では心のもち方によって体内に生じる物質とは何か。 |
それは一般にホルモンといわれているもので、 |
このうち心のもち方に関係する主なホルモンとして、 |
アドレナリン、ノルアドレナリン、エンケファリン、 βjエンドルフィンなどが挙げられます。 |
人間は怒ったり緊張すると、 脳内にノルアドレナリンが分泌されます。 |
恐怖を感じたときはアドレナリンです。 |
ホルモンとは細胞間の情報伝達物質のことで、 いわば脳の指令を細胞に伝えるものですから、 |
怒りの情報が伝達されると、体はシャキっとして活動的になる。 |
その意味では生きていくのに欠かせない物質なのですが、 |
どういうわけかものすごい毒性もあるのです。 |
つまり、いつも怒ったり |
強いストレスを感じていると、 ノルアドレナリンの毒のせいで |
病気になり、老化も進み、早死にしてしまうのです。 |
一方、 |
いつもニコニコして物事を良い方へ、 良い方へととらえていると、 |
脳内には脳細胞を活性化し 体を元気づけるよい働きのホルモンが出てきます。 ご訪問ありがとうございました。 |