ぶどう園のたとえ94

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参照引用

日本聖書協会  新共同訳聖書

ぶどう園のたとえ


マルコによる福音書12章 1節
エスは、たとえで彼らに話し始められた。「ある人がぶどう園を作り、垣を巡らし、搾り場を掘り、見張りのやぐらを立て、これを農夫たちに貸して旅に出た。
 

マルコによる福音書12章 2節
収穫の時になったので、ぶどう園の収穫を受け取るために、僕を農夫たちのところへ送った。


マルコによる福音書12章 3節
だが、農夫たちは、この僕を捕まえて袋だたきにし、何も持たせないで帰した。
 

マルコによる福音書12章 4節
そこでまた、他の僕を送ったが、農夫たちはその頭を殴り、侮辱した。
 

マルコによる福音書12章 5節
更に、もう一人を送ったが、今度は殺した。そのほかに多くの僕を送ったが、ある者は殴られ、ある者は殺された。



マルコによる福音書12章 6節
まだ一人、愛する息子がいた。『わたしの息子なら敬ってくれるだろう』と言って、最後に息子を送った。


マルコによる福音書12章 7節
農夫たちは話し合った。『これは跡取りだ。さあ、殺してしまおう。そうすれば、相続財産は我々のものになる。』


マルコによる福音書12章 8節
そして、息子を捕まえて殺し、ぶどう園の外にほうり出してしまった。


マルコによる福音書12章 9節
さて、このぶどう園の主人は、どうするだろうか。戻って来て農夫たちを殺し、ぶどう園をほかの人たちに与えるにちがいない。


マルコによる福音書12章 10節
聖書にこう書いてあるのを読んだことがないのか。『家を建てる者の捨てた石、/これが隅の親石となった。


マルコによる福音書12章 11節
これは、主がなさったことで、/わたしたちの目には不思議に見える。』」


マルコによる福音書12章 12節
彼らは、イエスが自分たちに当てつけてこのたとえを話されたと気づいたので、イエスを捕らえようとしたが、群衆を恐れた。
それで、イエスをその場に残して立ち去った。

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