少なくとも前進に何かを掴む 258
雑感
失敗を
次のチャンスでは
失敗にしない
少なくとも
前進を
何かを掴む
参照引用
一瞬で自分を変える法 アンソニー・ロビンス
「負けグセ」を「勝ちグセ」に変えるこの、わずかな差”
以前、私はハイジャンプのオリンピック選手の練習に手を貸したことがある。
その当時、彼は記録が伸び悩んでいた。
私は一目見て、何が問題なのかがわかった。
ジャンプに失敗して、バーを落とすたびに、
一人で堂々巡りを繰り返していたのだ。
つまらない失敗を一大事のように思い、悩んでいた。
私は彼を呼び、私の助言がほしいなら、そういうことは二度とするなと言った。
彼はあらゆることを失敗と結びつけて考えていた。
そのため、自分の脳に最強の失敗イメージを送ることになり、
ジャンプする時もそのイメージを振り払うことができなかったのだ。
ジャンプするたびに、彼の脳は失敗することばかり心配し、
成功するどころではない状態になっていた。
そこで私は彼に、今度バーを落とした時は、失敗したと思うのではなく、
何でもいいから、前と何が違っているかを発見するように言った。
以前の好調な時の状態を思い出し、
それを取り戻すためだ。
三回目になると、それまでの二年間を上回るジャンプを見せるようになった。
7フィート(2,134メートル)と6フィート4インチ(1,951メートル)の差は、
わずか10%ほどである。
高さにしてみればたいした差ではないが
競技となるとこの差は大きい。
つまり
わずかな差が、人生の質を大きく変えるのである。
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