叱るのではなく、勇気づける 454

イメージ 1

雑感

ほめてしつける
勇気づける

やる気を自ら興す


参照引用

成功の法則   ジム・ドノヴァン


叱るのではなく、勇気づける

 叱って人の態度を変えようとするのは、コンピュータの問題をハンマーでたたいて解決しようとするのと同じだ。
 コンピュータの場合はハンマーを使おうなどと考えもしないだろうが、
しかし相手が人になると、当たり前のように叱ってしまう。
 他人にかける言葉、特に了供にかける言葉に気をつけよう。
叱りつけるのではなく、勇気づけるような言葉をかける。
 自分の自尊心を高めるために、そして出会う人すべての自尊心を高めるために、私たちはみなもう少しがんばることができるはずだ。
 私がコーチという職業に惹かれた理由のひとつは、最高の自分になることと、他の人が同じようにするのを助けることが、
 プロのコーチの目標だからだ。

互いに高め合うことは、私たちみんなの利益になる。
 誰もが成功する社会を築くことは可能である。
ウィンーウィンの財界をつくることができるのだ。
 一世代か二世代前までは、叱ったり批判したりして相手をおとし
めることが、その人の態度を向上させる方法だと信じられていた。
 そして残念なことに、それが効果的な方法だと信じている人はまだ存在する
現在、それが間違った考え方であることは広く知られている。
 おとしめることで熊度を向上させようとするのは、
前にも言ったっように、コンピュータをハンマーでたたいてうまく動かそう  とするようなものだ。
 私は小学生のとき、ある科目で八十五点を取り、喜び勇んで家に帰ってきた。
 しかしそれを見た父親は、「なぜ九十五点が取れないんだ?」と言った。私はその出来事が忘れられない。
 誤解しないでほしいのだが、私は父を責めているわけではない。
彼はそれが私にやる気を出させる最善の方法だと考えていたのだ。
 彼はそのように育てられ、それが正しいと思い、私も同じように育てようとしただけだ。
 現在の私たちは、そのような場合、
「すごいね、ジム。次はもっとがんばろう。どうすれば今よりいい点が取れるだろうか?」
 というような言葉をかけるのがいい方法だと知っている。
うすれば、私の自尊心は高まり、その結果、将来もっといい成績をあげる可能性も高まっただろう。


*成功への提案

  子供でも部下でも、叱ったり批判したりしそうになったら、
 前向きに励ます言葉に置き換えよう。


ご訪問ありがとうございました