持ち株 持久戦 464

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取引
 
今日も下がり
今週はずっと下がり?
 
利益でない
 
持久戦
 
5017富士
5440井英
8306三菱
 
 
参照引用
 
儲けの鉄則   小島秀希
 

ジム・ロジャーズに学ぶ 

「単純な逆張り」ではなく、「戦略的逆張り」を

 大きく値下がりしているものを買って回復を徂う投資法を「逆張り」、
値上がりしているものを買って上昇トレンドに素直についていく投資法を   「順張り」といいます。
 グレアムは典型的な逆張りで、オニールは典型的な順張りです。
フィッシャーはどちらかというと順張り、バフェットはどちらかというと
逆張り、リンチは両方を柔軟に使い分けている、という感じでしょう。

 そして、ロジャーズは筋金入りの逆張り投資家です。
 しかし、ロジャーズは単に「下がったから買う」という「単純な逆張り」については否定的です。
 商品価格や株価というのは一度下降トレンドに入るとどこまで下落するかわからない、という面があります。
 
 特に、将来性に深刻な問題を抱えた会社の株価は何分の1ある
いは何十分の1にまで下がり続け、場合によって倒産に至ってしまうとい うケースもあります。
 投資家の心理としては、なじみのある会社の株価が大きく下落すると何かバーゲンセールのような感じでその株がとてもお買い得に見えてしまいます
 しかし、そうした単純な逆張り投資は失敗することが多く、破産する典型的なパターンだとロジャーズはいいます。

 価格が下がり続けている時には、「この価格が下がっているということの背景には、何か重大な理由があるのではないか」ということを考えてみる必要があります。
 
 そして、価格が大きく下がっているのが、一時的な下落なのか、さらに大きな下落や破綻に向かう途中なのか、それを見極める必要があるのです
 また、下落する動きは止まっているが、大きく値下がりした状態で低迷が続いているという場合にも注意が必要です。
 
本来的には価値のある商品や企業や国で「これ以上、大きく下がりようがない」と判断できるのであれば投資する条件をかなり整えていると
いえますが、
その低迷が5年や10年ほども続いてしまうこともあります。
損しないまでもなかなか報われないののつらいものです。
そうした事態を避ける上からも、よい事態を確認して買うことが大切です。
ここまでのポイントをまとめると、その「戦略的逆張り」とは、
・ 「下落の背景」をきちんと踏まえた上で
・ 「もうこれ以上大きくは下がりようがない」と判断でき
・ 「よい変化」が出始めていると判断できる時に買う
といつ戦略ということになります。
 
 
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