岸辺に立っておられる主 502

イメージ 1



参照引用


日本聖書協会    新共同訳聖書


岸辺に立っておられる主



ヨハネによる福音書21章 1節
その後、イエスはティベリアス湖畔で、また弟子たちに御自身を現された。その次第はこうである。


ヨハネによる福音書21章 2節
シモン・ペトロ、ディディモと呼ばれるトマス、ガリラヤのカナ出身のナタナエル、ゼベダイの子たち、それに、ほかの二人の弟子が一緒にいた。
 

ヨハネによる福音書21章 3節
シモン・ペトロが、「わたしは漁に行く」と言うと、彼らは、「わたしたちも一緒に行こう」と言った。彼らは出て行って、舟に乗り込んだ。しかし、その夜は何もとれなかった。
 

ヨハネによる福音書21章 4節
既に夜が明けたころ、イエスが岸に立っておられた。だが、弟子たちは、それがイエスだとは分からなかった。


ヨハネによる福音書21章 5節
エスが、「子たちよ、何か食べる物があるか」と言われると、彼らは、「ありません」と答えた。


ヨハネによる福音書21章 6節
エスは言われた。「舟の右側に網を打ちなさい。そうすればとれるはずだ。」そこで、網を打ってみると、魚があまり多くて、もはや網を引き上げることができなかった。


ヨハネによる福音書21章 7節
エスの愛しておられたあの弟子がペトロに、「主だ」と言った。シモン・ペトロは「主だ」と聞くと、裸同然だったので、上着をまとって湖に飛び込んだ。


ヨハネによる福音書21章 8節
ほかの弟子たちは魚のかかった網を引いて、舟で戻って来た。陸から二百ペキスばかりしか離れていなかったのである。
 

ヨハネによる福音書21章 9節
さて、陸に上がってみると、炭火がおこしてあった。その上に魚がのせてあり、パンもあった。


ヨハネによる福音書21章 10節
エスが、「今とった魚を何匹か持って来なさい」と言われた。


ヨハネによる福音書21章 11節
シモン・ペトロが舟に乗り込んで網を陸に引き上げると、百五十三匹もの大きな魚でいっぱいであった。それほど多くとれたのに、網は破れていなかった。


ヨハネによる福音書21章 12節
エスは、「さあ、来て、朝の食事をしなさい」と言われた。弟子たちはだれも、「あなたはどなたですか」と問いただそうとはしなかった。主であることを知っていたからである。


ヨハネによる福音書21章 13節
エスは来て、パンを取って弟子たちに与えられた。魚も同じようにされた。

ヨハネによる福音書21章 14節
エスが死者の中から復活した後、弟子たちに現れたのは、これでもう三度目である。


( 失望・落胆から驚嘆・喜び・救い・感謝へと )


ご訪問ありがとうございました。