もし、わたしたちの命が今日しかないとしたら、691

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雑感


毎日を

無駄に

貴重な




参照引用


三浦綾子366のことば   森下辰衛



自分の思いを相手に伝えるということも大切です。
直接慰めの言葉をかけるということも、非常に重大なことです。 
でも、人には様々な生き方があって、
思いが深ければ深いほど、軽々しく動かないという人もいるのです。                             藍色の便箋



時計を盜らわたとか、靴を盜まれたとか、少しばかりの金をすられたとかのために、心を深く傷つけられるということは、それほど多くはない。
生活を根底から覆されるほどの被害でない限り、
いつかは忘れ去っていくのではないか。
だが、人の不機嫌に振りまわされて傷ついた魂は、
そう簡単には修復しない。
やはり 「不機嫌は泥棒より罪が深い」 と言えるのではなかろうか、                         明日のあなたへ




真の意味で自分を大事にすることを知らない者は、
他の人をも大事にすることを知らなkヽ‥……、
                       続氷点




野の花がたとえ日陰であろうと、谷の断崖であろうと、
全く人目につかぬ場所であろうと、
自分の命の限り咲いているということの尊さが思われた。
花たちの使命は、生まれた場所がいかなる所であろうと、
命の限りに咲くということにあるのだ。
                  生かされてある日々



「使命」 という字は、命を使うと書くと聞いた。
るほど、使命とは命を使うことか。
味わい深い言葉なり。
一本の花が命を限りに咲いている。
それもまた使命を果たしているということ。
その人なりにひたすらに生きる、美しいことだ。
                    この病をも賜として



優しい友というのは、金や宝石よりも大切な存在
                 『北国日記,1』



「たちまちにして亡びる肉体の生命と、
永遠に生き得る霊魂の生命と、
どうして取り換えることができましょうか」 
              ちいろば先生物語




もし、わたしたちの命が今日しかないとしたら、
日の一日はどんなに大切であることか、
もし、全財産を投げ出して、明日もう一日生き得るなら、
わたしたちはすべてを投げ出して明日の一日を買うだろう。
それほど貴重な一日なのに、
わたしたちは、来る日も来る日も、
漫然と送り迎えている.ような気がする。
                    光あるうちに




「謙遜とは、自分の姿をあるがままに見ることのできる人ですよ」                      忘れてならぬもの




わたしたちは、しばしば与えるときにこれを惜しみ、
与えてはならぬ時に、自分をよく思われたくて与えてしまう。
与えるにも、与えないにも、
自己本位にしかあり得ないとは何と情ないことであろう、
                   (生きること思うこと)




「理解してほしい、慰めてほしい」という、人から受ける姿勢から
「理解してあげたい。慰めてあげたい」という、
与える姿勢に変わる時、悩みのほとんどは解決していることを、
わたしはその時から今まで、何十回となく経験させられてきたのである。
                           あさっての風




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