初めは誰も気づかぬほどに小さなものなのだ。722

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雑感


確かに罪の芽は




参照引用


三浦綾子366のことば     森下辰衛



罪の芽というものは、
初めは誰も気づかぬほどに小さなものなのだ。
                 ナナカマドの街から




出せば出すほど力は出てくる。
できないのではない。やらないのだ
                 石ころのうた




「自分の中ばかり見つめるのはおやめなさい。
その目を周囲の人に向けなさい。
あなたの助けをほしいと思っている人が、
必ずいる筈です」
と言われた。
この言葉に、私は、はっと目覚めたことを覚えてい
                    『私の赤い手帖から』



「いかに生きるか」は、
「いかに死ぬか」ということであり、
それは車の両輪だ。    
           (北国日記)




土の上にまいた水が直ちに乾いてしまったとしても、
その水が土地を潤したことだけはまちがいなく事実である。
毎日毎日読む本が、
何の役にも立たないようでも、
知らぬ間に地下水のように心の底を潤すものになるのである。
                    わが青春に出会った本




でも私ね、一番大事なのは、
人間は人間なんだ、ということに徹することだと思うんです。
だってね、福沢諭吉じゃないけど、
人間は人間の上に人間を作ったためにひどい目に遭って、
人間の下に人間を作ったためにひどい目に遭って、
本当に愚かなことをやっているわけですから。
                  ごめんなさいといえる





「美しいものには、美しい実りがある……
               続氷点




私はね、相手が何を大事にしているか、
それがわかるのがほんとうの友だちだと思うの。
               三浦綾子対話集4




「わたしには上手に説明できませんけどね。……
間の思いどおりにならないところに、
何か神の深いお考えがあると聞いていますよ。
ですからね、苦難に遭った時に 
それを災難だと思って歎くか、
試練だと思って奮い立つか、
その受けとめ方が大事なのではないでしょうか」 
                 続泥流地帯





「人間の一番の勉強は、困難を乗り越えることだ」
                         泥流地帯



人間という者は、
多かれ少なかれ人々から雎れて生きているものではないだろうか。
たとえたくさんの仲間がいて毎日話し合うことができたとしても、
の数だけ誤解を生ずるということだってある。 
いつも人の中心になって華やかに生きている人でさえ、
絶えず人間関係に悩まされ、
生きる淋しさをつくづく感じていることだってある。 
            明日のあなたへ




人間は容易に人を信じない。
信じないところには何も生まれない。           
            命ある限り




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