その執念を生み出すもとは 614

イメージ 1



雑感

今日も

執念

しかし

沈着冷静




参照引用

ポケット名言集   藤尾秀昭


人生を潤す言葉
坂村貞民さんの詩が甦ってくる


よい本を読め
よい本によって己を作れ
心に美しい火を燃やし
人生は尊かっかと
叫ばしめよ




人のために生きる
木村ひろ子さんは生後間もなく脳性マヒになった。
手足は左足が少し動くだけ。ものも言えない。
しかも三歳で父が、十三歳で母が亡くなった。
小学校にも中学校にも行けなかった。
わずかに動く左足に鉛筆を挟んで、母に字を習った。

彼女の詠んだ短歌がある。

不就学なげかず左足に辞書めくり漢字暗記す雨の一日を


左足で米をといでご飯を炊き、墨をすって絵を描き、
その絵を売って生計を立てた。
自分のためにだけ生きるなら芋虫も同じと、
絵の収入から毎月身体の不自由な人のために寄付をした。



人の使命
人は皆、天から徳と材を与えられて生まれてくる。
その授かった徳と能力を発揮し、
それぞれの運命を高めていくことこそ、
人としてこの世に生を受けた
すべての人に課せられた使命である。



天地の心にかなう生き方
自分の体、自分の命は自分のもの、と私たちは思っている。
だが、すべては天地から借り受けたものなのだ、ということである。

天地から借り受けたものならば、
粗末にせず、その価値を十分に発揮させ、
時期がきたらお返しする。
それこそが天地の心にかなう生き方であろう。




執念と愛情
人が事を成す上で欠かせないものは、執念である。
努力は誰でもする。
その努力が執念と呼べるほどのものになって、事は成る。
その執念を生み出すもとは、仕事に対する愛情である。
偉大な愛情と執念といえるほどの努力。
この二者が相まって初めて事は成る。
歴史の真理である。



ご訪問ありがとうございました。