救け人自身が救けである 620

イメージ 1



参照引用


心を癒やす言葉の花束  アルフォンス・デーケン



救け人自身が救けである
            キルケゴール



デンマークの哲学者キルケゴールは、キリストの存在を「救け人自身が救けである」と表現していますが、これは深い言葉だと思います。


つまり、私たちは「救ける」というと、何かをすることを考えますが、キルケゴールは、そばにいる人の存在自体が大きな心の救いとなり得ると言っているのです。


真の救け人というものは、何かを「する」ことでなく、ただ傍らに「いる」だけで、苦しんでいる人の大きな救いとなり、励ましになります。



御訪問ありがとうございました。